私たちISLは、日本を、世界をより良いものとするため、営利・非営利、官・民の境界なく、変革と創造に挑戦する全人格なるリーダーの育成・輩出に取り組んでいます。「MBAの知識・スキルは重要だが、それだけでは真のリーダーは育たない」「リーダーの要件は、自律した個人として、広い視野を持ち、人と組織に共感の波紋を広げられることである」との考えのもと、知識・スキルを使う前提となるリーダーとしての生き方・考え方、そしてその背景にある人としての価値観・哲学を自らに問い続ける、他に類を見ない独自の全人格教育プログラムを開発し提供しています。
経営者リーダー育成プログラム
経営者リーダー育成プログラムは、欧米の経営者教育・プロフェッショナル教育のノウハウを最大限に踏まえながらも、歴史学、哲学、自然科学など、リベラル・アーツ教育を大胆に取り入れ、同時に、心理学・コーチング手法を基礎に自己の内省・振り返りを促す、世界にも他に類を見ない独自の教育アプローチを提唱し、実践しています。
現在は、40代半ばから50代前半の大企業の次(々)経営トップ候補を対象とした「変革型リーダー養成プログラム」(TLP)、事業のグローバル規模での再構築に挑戦する40歳代前後のハイフライヤーを対象とした「戦略型リーダー養成プログラム」(SLP)を開講、これまでに1200名を超える卒業生を輩出しています。
7DAYS Program
7DAYS Program は、2014年、問題意識の高い大学生から成るISL学生部が主体となり、ISLがこれまで培ってきたリーダーシップ・プログラムのエッセンスを最大限に取り入れ、主に新大学生を対象として新たに開発されました。これまでに3回実施し、約100名の大学生が参加しています。
全人格リーダーシップ教育の普及・啓発
KAILへの協力
九州・アジア経営塾(以下、KAIL)は、アジアをはじめ国際的に通用する志士を長期的視野で養成することを目的とした教育機関型NPOです。九州電力を中心に、官学民がコンソーシアム形式の推進協議会を立ち上げ設立されました。自らを「現代版松下村塾」と位置づけ、プログラムでの直接的な人材養成のみならず、拠点となる九州、さらにはアジアを結ぶ人的ネットワークの形成や場の提供を通じての変革・創造により、九州圏の活性化を図っています。
ISLは、KAILからの要請を受け、同塾が中堅リーダー養成のための碧樹館プログラムを立ち上げるにあたって全面協力を行い、プログラム・ディレクター/コーディネーターを研修生として受け入れ、教育のノウハウを提供。その後も、プログラム資料の無償使用許諾を行っています。ISLとKAILは、今後もお互いの自主性を尊重しながら、友好関係を維持してまいります。
大学院大学至善館への協力
大学院大学至善館は、22世紀を展望し、日本からアジア、更には世界の仲間と手を取り、欧米発のMBA教育を塗り替え、新たなリーダーシップ教育のパラダイムを提示することをビジョンに掲げ、高い志と創造力、そして優れた人格を兼ね備えた、世界の全人格リーダーを育成・輩出する専門職経営大学院として、2017年に文部科学省の設置認可を得ました。
ISLは、大学院大学至善館の協力団体の一つとして、これまで約20年に亘り培ってきた全人格リーダーシップ教育のノウハウや人的ネットワークの提供等、その活動に協力しています。